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知らぬ間に学習2006年04月05日

娘3歳7ヶ月ですが、今月から幼稚園の年少組に入ります。入園式を前に、園服 (通園に使う制服) のボタンを留める練習に余念がありません。 さて娘の教育は基本的に、できるようになる過程を僕が観察して楽しむ、という方針でやっています。ですから平仮名より前に漢字を教えてみたり歌を覚えさせてみたりラッパを吹かせてみたり独楽を回させてみたりというのも、全てコントロールした環境下で学習効果の過程を見ているわけです。

ところが最近娘が勝手に学習するようになってしまっていて困っています。いや、娘にとっては良いことなのですけど、僕が成長を追いかけられなくなって面白くないというだけですけど。特に気になるのが片仮名です。平仮名については基本的に判別できるようになっていて、形の似ている「さ」と「ち」、「は」と「ほ」の違いも高い正解率を出すようになっています。今は、「は」と「へ」の読み方が場所によって変わる(助詞として使われるときには「わ」や「え」と読む)ことを理解させるフェーズだったりします。

平仮名が完全にマスターできたら片仮名に移ろうと思っていたのですが、いつの間にか片仮名が読めるようになっているのです。平仮名のときは1文字ずつ教えていたのを、片仮名では、本格的に教えるまでは「これは『ブルターニュ』と読むんやで」と軽く流すようにしていたのですが、これだけでも覚えるようです。詳しくは調べられていませんが、半分以上の片仮名は既に読めるようになっているようです。今日も片仮名まじりの絵本を自力で読んでいました。知らぬ間に学習していました

折角なので、別の観点から見ることを考えましょう。

仮説: うちの娘の場合、片仮名の覚えやすさは、字の出現頻度に依存する
つまり、絵本などでよく出てくる文字はよく覚えるが、あまり出てこない文字はあまり覚えない、という仮説です。ただしこれには問題があります。片仮名に限定して出現頻度をまとめた資料を僕が見たことがないということです。経験的に分かる範囲ではせいぜい『ヲ』はあまり見かけない、くらいでしょうか。 定性的に検証するためには、とりあえず娘の周りにある片仮名の数を数えることから始めなければなりません。これはちょっと面倒くさい。

仕方がないので、片仮名に関しては無理に教えず、娘が勝手に学習していくのを眺めるだけにしておこうかと思います。ときどきスナップショットを取って数が増えているのを見て楽しむくらいでしょうか。