要の純然たる日記（新館）

車を乗り換えて1年経ちました。 ちなみに僕が車を買うときの条件だった、後部座席に扉がちゃんとついていてレギュラーガソリンでMTの5ナンバー車というのはあまり多くなくて、インプレッサのNAのワゴンです。 インプレッサといえばWRXのイメージが強いおかげで国内ではどちらかというと人気がない部類に入るでしょうか。車の雑誌でも取り上げられることは滅多にありません。

それでも、WRCでインプレッサが活躍しているのだから、その下位モデルのインプレッサNAを選ぶというのは十分認められて然るべきだと思うのですよ。WRCでプジョーの206が活躍していた (今は307になりましたけど) のに感化されたからといって、206のやんちゃなモデルを買う人はそう多くなくて、安価なモデルを選ぶ人が大半でしょう。多分フランスでも、安いモデルの206が多いはずです。それと同様に、インプレッサを選んだとしてもWRXにこだわることはなくて、ライフスタイルと経済状況に合わせてNAを選べば良いわけです。

で、東京の街乗りだとこのパワーのなさが丁度合っています。燃費も悪くないし、ガソリンが高いのでレギュラーガソリンなのが嬉しいところで気に入りました。車検も通したし、少なくともあと6年は乗る予定です。

しかし、高速道路を使った遠距離ドライブになると辛いものがありますね。左車線をのんびり走っている分には問題ないのですけど、右車線を飛ばし気味で走ってみると、見てくれのせいかすぐ前に割り込まれることが多いのです。割り込んできた車は加速するでもなくのんびり走り、なんとか左車線に戻ってもらったときには前の車との間隔は大きく開いているし、後には大行列ができているし、そんなときに加速をかけようにもパワーがないのでなかなか進みません。かといって自分が左車線に戻ってもスピードが出せませんから右車線を少しづつ加速するしかありません。まったく、こういう加速の悪い車にブレーキをかけさせるような運転は困ったものなのです。

というわけで、遠距離走るときだけ車を換えたい気分にもなったりしてしまう夏休みでした。いや、本当に街乗りなら丁度よいんですけどね。