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  • 次は5月かな

ミュージックバトン2005年07月01日

ミュージックバトンというものが流行しているようです。世間の流行に無条件に乗るというのは苦手なのですが、光栄にも他ならぬkumichanに指名され (mixiで)、内容が音楽なので乗ってみることにします。

コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

iTunesのライブラリには 4041曲 / 18.35GB 入っています。全部聞くのにずっと流し続けて12.7日かかるそうです。 iTunesでは再生回数がカウントされるのですが、最近ディスクがクラッシュして (正確にはFileVaultがヘタって) バックアップから復活させたらゼロにクリアされてしまいました。悲しいので全部聴きなおすことにしました。24時間流し続けるわけではないので何ヶ月かかるやら。

今聞いている曲

なにも聴いていません。 特に音楽を流さなくても、音はそこかしこに溢れております。 むしろ、音楽を流すと聴き入ってしまうので。

最後に買ったCD

  • Van Halen『For Unlawful Carnal Knowledge』

いわゆるABR (アメリカン・バカ・ロック) です。 古道具屋で100円で投げ売りされていたので即買いました。 しかし最近CDを買ってもすぐにパソコンに落としてディスクはどこかにやってしまうことが多いのです。 はてどこにやったやら。100円で買ったから愛が足りないというわけではありませんけど、そう思われても仕方がないかも。

よく聴く、または特別な思い入れのある5曲

曲単位で5つだけ選ぶというのが難しいところです。 大抵はディスク単位で聴くので曲単位で認識するのはアルバムの1曲目だけだったりします。 そういう意味で、たとえばMiles Davisからは多大な影響を受けているのですが、曲として特にこれというのを選べなかったので入っていません (「マイルスの曲全て」という書き方は卑怯っぽいので)。

  • Leonard Bernstein『ウエストサイド物語』

これを最初に聴いた頃はクラシカルな音楽しか聴いていなくて、 とはいってもバッハの『平均律クラビア曲集』とか ドヴォルザークの『スラブ舞曲集』などの比較的ポップな音楽が好みではあったのですが、『ウエストサイド物語』の映画をテレビで観たときに音楽的な転換がありました。 特に好みは変拍子満載のバレエのシーン (しかし映画にも『セレクション』にも吹奏楽版の『メドレー』にも入っていない)。

  • Maurice André『アリア: 信じ待つわが心よ』

モーリス・アンドレはクラシカルなトランペット奏者で、 教会音楽をパイプオルガンとのデュオで聴かせてくれます。 なんとなく僕でも吹けそうと思えてしまうのに、 練習すれどもすれども近づけないのでした。

  • Herbie Hancock『Maiden Voyage』

ジャズも聴き始めた頃は、マイルスの共演者としてしか認識していなかったハービー・ハンコックですが、 某CD店内で流れていた『Dis is da drum』に衝撃を受けて即買いしたついでにこのCDも買って、更に衝撃を受けました。 何が良いって、フレディー・ハバードのラッパのフレージングが最高です。

  • Kraftwerk『ヨーロッパ特急』

自分がやる音楽に対してはほとんど影響ないのですけど、 大学の後輩に聴かせてもらってはまりました。 大学のサークルでYMOや電気グルーヴが流行っていた頃ですよ。 なお、クラフトワークの最新盤『Tour de France Soundtracks』 は、 ここ3年で最もよく聴いたCDになります (コピー/カバーした曲を除く)。

  • The Thrill『Giant Groove』

ホーン入りバンドとしては、Tower of PowerにしてもChicagoにしてもJaco Pastrius Bandにしても本格的なロックというわけではないし、スペクトラムは音が軽いしChaseはラッパが目立ちすぎだし (どれも大好きですけど)、かといってエアロスミスなどにちょろっと入っているホーンは一発だけだし、ホーンもリズムも合わせたサウンドとしてしっかりロックしているスリルです。

バトンを渡す5名

MLM的に流行しているので、誰がまだやっていないのか把握できません。というわけで止め。

楽器の手入れ2005年07月08日

僕の楽器は息を使って音を出す楽器なので、管の中は常に湿気で満たされています。たまにしか息を入れないならともかく、ほぼ毎日吹いていると (社宅住まいなので大きな声では言えませんが、ほぼ毎日自宅でミュートをつけて練習しています)、管の中の湿気もほどよく保たれているのではないかと想像されます。

ところが金管楽器の場合、木管楽器と違って定期的な調整も必要でないため、手入れをサボっていても決定的に破綻することがありません。 そのため、油脂類を毎日差してやるだけで最近の日本車並にメンテナンスフリーと思い込んでしまう恐れもあります。って僕だけですか。

実際、本格的に手入れをするのはタイミング的に難しいのです。 まず、分解掃除するには娘から楽器を隔離しなければなりません。僕が楽器を吹いていると寄ってくるので、手入れしてても寄ってくるのは目に見えています。 分解掃除中のピストンに触られると大変なことになりそうです。 また、浴槽を使うのが効率的なのですが、夜風呂を使って翌朝洗濯するまでは浴槽を使うわけにはいきません。残り湯で洗濯をしますから。 更に、手入れにはなんだかんだで1時間くらいかかってしまいます。

以上から、楽器を手入れしようとすると、

  • 娘が寄ってこない
  • 日中
  • 1時間以上の時間がある

という条件が必要になります。これがなかなか難しいのです。 最近娘は時々音楽教室に踊りに行くようになったので、そのタイミングで会社を休んで手入れするしかありません。 今日はそういう希有なタイミングに当たったため、実に数年ぶりに完全分解して掃除できました。

管の内側を本格的に掃除しても、外見上はあまり変わらないし、吹奏感も大して改善されるわけではないので、結局頻繁にやる気にもならないのですけどね。

なお、管の中の掃除の模様を描写しようかとも思ったのですが、物を食べながら読んでいる人がいるといけないので控えておきます。

文字を教える2005年07月20日

最近の子供は成長が早いらしくて、3歳児が平仮名が読み書きできても全く不思議ではないそうです。すごいですね。 ちなみにうちの娘は2歳11ヶ月で、全く平仮名は読めません。数字も読めませんし、片仮名も読めません。当然ローマ字も楽譜も読めません。ようするに、まだ興味がないようです。 とはいえ気に入った絵本などは、何度か読み聞かせするだけで一言一句間違えずに再生できるので、全く心配はしていませんけど。

面白いことに、この年齢ではひとつひとつの音をはっきり判別できていないようです。つまり「とまと」と「とんぼ」が同じ「と」の音から始まっている、とか、「かめ」と「めだか」に同じ「か」の音が含まれているとか、そういうことが理解できないようです。一音づつ区切って読めるようにならないと、仮名に興味を持てる訳はありませんから、この字は「か」だよ、と教えても無駄というわけです。

ところで、僕の長兄が、子供に仮名より漢字を先に教えたというのを聞いたことがあります。実際、長兄の娘である姪は一時期「魚」という字を「とと」と読み、「車」という字を「ぶーぶー」と読んでいましたから嘘ではないはずです。 これは論理的に考えると実は正しい方法で、無理に単語を音に分解して仮名を割り当てさせるより、単語自体に記号を与えたほうが自然に思えます。 うちの娘もさすがに単語の意味は理解できているので、試しに漢字を教えてみました。

簡単なところから、とりあえず「本」という字を教えてみました。街でこの字を見たら本屋さんやで、と言うと一発で覚えました。 この調子でいくつか教え込んで経過を観察してみようと思っています。例えば、熟語の一部として使われる字と単独で使われる字では理解力が変化するか、とか、「CD」のように頻繁に使われる英単語は漢字と同等か、とか、画数と理解力の関係とか、 いろいろ試せそうです。

もっとも、こうやって娘をテストベッドにしても、所詮母数1 (増えてもせいぜい10程度だし増える予定もなし) なので、統計的にどうのこうの言えませんし、そもそも実験条件を整えるのも面倒なので、育児の余暇ってことで許しておいて下さい。