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吹き方が変わったか2006年04月18日

嫁はんの入院していた1ヶ月間は全てのバンド活動を停止していて、メンバーの皆様には多大な迷惑をかけてしまっていました。 バンドは休みにしても楽器の練習をしないわけにはいきません。かといって娘3歳もいるのでカラオケボックスに入るわけにもいかず、自宅でひっそりと練習していました。トランペットの場合、練習の半分以上は小さな音のコントロールに充てられるのですが、集合住宅の中では、小音量での楽器コントロールと、弱音器をつけての指使いの練習くらいしかできません。弱音器だと吹奏感が変わるので、朗々と吹きならす練習にはなりませんから。 1ヶ月間そんな練習をしたおかげで、自分でいうのもなんですが、音色もだいぶきれいになりましたし、指もだいぶ速く動くようになりました。

さて、バンド活動を再開したのですが、1ヶ月間練習できなかった部分での衰えが目立ってしまいます。まず、リズム感が悪くなってしまいました。いや、今までも決してリズム感が良い方ではなくて、演奏しながら自分にイライラすることは多かったのですが、現時点では更に悪くなってしまいました。メトロノーム練習とバンドでの演奏はだいぶ違うということですね。

もうひとつ、大きな変化がありました。トランペットを吹くときの口の形をアンブシュアと呼ぶのですが、これが変わってしまったようです。中音域できれいな音を出すのに適したアンブシュアになってしまったようです。以前は僕は高音域の音の伸びを売りの一つにしていたのですが、この高音域が弱くなっています。分かりやすく言うと、高音が鳴りにくくなってしまいました。確かに自宅練習では実音A以上の音は出す機会がありませんでした。以前の常用音域の上限は実音high-Gくらいだったのですが、いまでは実音high-Dすら出ません。このくらいの音域だと、ハイノート用でもない曲のフレーズのなかでふつうに使うので、鳴らないのはとても困ります。

これは、やっぱり変化した後の(つまり現在の)アンブシュアで高音がなるように練習しなきゃいけないんですよね。高音域って、いままでは特に練習しなくても鳴らせていたから、どういう練習すれば鳴るようになるのか分からないんですけど。やっぱ、1日1度はハイノートアタックかしら。