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ジャグリングと歩数計 ― 2006年03月31日
会社の近所に住んでいます。自宅から会社まで、24インチのママチャリを漕いで300回転くらいで到着してしまいます。会社でも座り仕事ですし、せめてもの健康管理に歩数計を使うことにしました。万歩計と言ったほうが通りが良いでしょうか。京都が誇る世界のオムロンに言わせると「ヘルスカウンタ」というそうです。1,000円ちょっとで買いました。歩数だけが表示されるシンプルなやつです。
しばらく歩数計をつけて生活したのですが、会社の昼休みにジャグリングをした日には歩数が増えているような気がします。試しにジャグリングの練習開始前と開始後でカウンタを比較してみると、30分くらいしか投げていないのに3,000歩進んでいたりするようです。そこで、ジャグリングが歩数計に及ぼす影響を調べてみました。
方法は単純です。ある回数だけ投げて、その前と後のカウンタを比較することで、投げている間に進んだと見做される「歩数」を調べます。ちなみに歩数計は右腰のベルトに装着します。僕の歩数計は感度調整が可能で、通常レベル、高感度、低感度を選択できますので、各感度毎に計ります。精度を高めるため、各技について2回ずつ計って、進んだ歩数計のカウント (仮に「換算歩数」と呼びましょうか) の平均をとります。本当は試行回数はもうちょっと多いほうがよいのですが、昼休みの時間も有限なので。
ではまず、ボールから。数字は20キャッチあたりの換算歩数です。
技 | 高感度 | 標準感度 | 低感度 |
---|---|---|---|
2-ball in one hand (L) | 2.5 | 0.0 | 0.0 |
2-ball in one hand (R) | 3.5 | 0.0 | 0.0 |
3-ball cascade | 2.0 | 0.0 | 0.0 |
3-ball Mill's Mess | 9.5 | 1.5 | 0.0 |
4-ball fountain | 10.5 | 1.0 | 0.0 |
5-ball cascade | 9.0 | 2.5 | 0.0 |
片手2個と3ボール・カスケードはさすがに体の上下の揺れがほとんど見られないようで、歩数計にも現れません。ミルズメスは多少揺れるようで、感度が高いと影響が出てきます。 4つ玉の方が5つ玉より換算歩数が大きいところをみると、カスケード系よりファウンテン系の方がはちょっと不安定なのかもしれません。
ではクラブも見てみましょう。僕はクラブは4本が精一杯なので、5本は勘弁して下さい。「2-1」というのは、片手で2回転、もう片手が1回転というふうに読んで下さい。
技 | 高感度 | 標準感度 | 低感度 |
---|---|---|---|
2-club in one hand (L) | 14.0 | 2.0 | 0.0 |
2-club in one hand (R) | 13.0 | 2.5 | 0.0 |
3-club cascade | 3.0 | 0.0 | 0.0 |
3-club 2-1 (L) | 10.5 | 1.0 | 2.0 |
3-club 2-1 (R) | 13.0 | 0.0 | 0.0 |
3-club 3-1 (L) | 19.5 | 10.0 | 5.0 |
3-club 3-1 (R) | 21.0 | 11.0 | 7.0 |
4-club fountain | 18.5 | 11.0 | 8.0 |
3クラブカスケードくらいまではほとんど体も揺れませんが、回転数をちょっと上げると途端に影響が出るようになります。低感度で歩数がカウントされているのは、コースがずれてジャグりながら歩いてしまったからだと思います。
以上の実験から、ジャグリングすると、確かに歩数計に影響があると言えます。ただしそれが悪いかというとそうでもなく、ここで歩数計でカウントされるような技というのは、体感でも運動量の大きい技になります。ですから、換算比率はともかく、ジャグリングを歩数に組み入れて健康管理してもそれほど問題ではないと思われます。ただし、感度はあまり高くしないほうが良さそうです。
現時点では、換算歩数が大きい技というのは、技自体が体の上下運動を必要とするものなのか、技が身についていないから体に無駄な動きが出てしまっているのか分かりません。ですから、ジャグリングのエキスパートに同様の実験をやってもらうか、僕が新技を練習して、その過程で換算歩数がどう変化するか調べる必要があります。これはまた別の話として。
コメント
_ kogoro ― 2006年04月03日 01時05分38秒
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おひさしぶりぶりです~^^