要の純然たる日記（新館）

ラッパを始めてもうすぐ24年間になります。もっとも小学6年の秋から春、中学3年の秋から春、高校3年の秋から冬、大学院の2年間はほとんど吹いていませんでしたから、正味では20年ちょっとと言ったほうが良いでしょうか。

これだけ続けて一向に上手くならないのだから不思議なものです。馬齢を重ねるというにはまだ早い気はしますが、順調に重ねているのは間違いありません。

特に、音が硬くて薄くて軽いのが短所で、これは普通レベルになりません。いや、頑張れば多少は柔らかくて厚みがあって太い音も出せるんですけど、そうすると音域も普通の人レベルに落ちてしまうので、あまり頑張らないことにしました。音域が普通の人よりちょっと広いのが数少ない長所なんです。

これだけ下手なのに今まで続けてきた原因を考えると、そんな自分の音が結構好き、というあたりに落ち着きます。聴けるフレージングも（時々は）吹けますし、そのフレーズに音色が合っていれば俺様最高です。ラッパ吹きも沢山いるんだから、こういう音色の人がいたって構わないだろうって気分になるわけです。安っぽいですね。

ああでも、音が硬くて軽いのは良いけど、薄いのはどうにかしたい。そのために自転車でちょっと鍛えてます。