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楽器の手入れ2005年07月08日

僕の楽器は息を使って音を出す楽器なので、管の中は常に湿気で満たされています。たまにしか息を入れないならともかく、ほぼ毎日吹いていると (社宅住まいなので大きな声では言えませんが、ほぼ毎日自宅でミュートをつけて練習しています)、管の中の湿気もほどよく保たれているのではないかと想像されます。

ところが金管楽器の場合、木管楽器と違って定期的な調整も必要でないため、手入れをサボっていても決定的に破綻することがありません。 そのため、油脂類を毎日差してやるだけで最近の日本車並にメンテナンスフリーと思い込んでしまう恐れもあります。って僕だけですか。

実際、本格的に手入れをするのはタイミング的に難しいのです。 まず、分解掃除するには娘から楽器を隔離しなければなりません。僕が楽器を吹いていると寄ってくるので、手入れしてても寄ってくるのは目に見えています。 分解掃除中のピストンに触られると大変なことになりそうです。 また、浴槽を使うのが効率的なのですが、夜風呂を使って翌朝洗濯するまでは浴槽を使うわけにはいきません。残り湯で洗濯をしますから。 更に、手入れにはなんだかんだで1時間くらいかかってしまいます。

以上から、楽器を手入れしようとすると、

  • 娘が寄ってこない
  • 日中
  • 1時間以上の時間がある

という条件が必要になります。これがなかなか難しいのです。 最近娘は時々音楽教室に踊りに行くようになったので、そのタイミングで会社を休んで手入れするしかありません。 今日はそういう希有なタイミングに当たったため、実に数年ぶりに完全分解して掃除できました。

管の内側を本格的に掃除しても、外見上はあまり変わらないし、吹奏感も大して改善されるわけではないので、結局頻繁にやる気にもならないのですけどね。

なお、管の中の掃除の模様を描写しようかとも思ったのですが、物を食べながら読んでいる人がいるといけないので控えておきます。