要の純然たる日記（新館）

情報処理試験というのは今まで受けたことがなかった。IT（情報技術）業界ではあるけど僕がいるのは厳密にはCS（計算機科学）分野なので、そもそも学位以外の資格にあまり価値が置かれていない。そんなわけで僕も業界に関係する資格は最低限しか持っていなかったのだけど、会社が受験料を負担してくれるというので受けてみた。

情報処理安全確保支援士試験というのだけど、ようするにセキュリティのスペシャリスト試験。試験会場がうちから近所のセーケー大学だったので、徒歩で受けに行く。

午前Iと午前IIは全部四者択一問題で、基本的なところが問われる。分からない問題もあって計算機の専門家としてはちょっと恥ずかしいのだけど、60%以上の正答率で次に進めるというので、ハードルとしては大して高くない。

午後Iが勝負。これは実力の問題で、60%以上の正答率で次に進めるのだけど、次に進めるかどうかは微妙。午後Iをクリアすれば、午後IIはふつうの思考ができれば大丈夫だろうと思うのだけど、これも問題との相性が大きいので微妙。

まあ、合格でも不合格でも、次回以降に受験することはないだろう（少なくとも僕が能動的に受験するかどうかを決められるなら）。

夜、娘をビッグバンドに送っていったりする。